Claude Codeよ、ならぬことはならぬものです


本格的に、エージェントで運送業システムのリファクトが始まった。
まー当社を代表するシステムだから慎重にも慎重を重ねやっている。
さっきまでClaude Codeが順調に仕事をしてくれていた。
ところが、次の指示を与えたところ「おや?なんか違うことしてない?」
で、「書き換えていいですか?」と聞いてきたので「ダメです」と返した。
おかしい、指示間違えたのかな?とマークダウンを確認、問題ないよなー
「あれかな?以前の指示処理済みに置いてあるからそれ勝手に見たのかな?」
と、判断し過去の指示を別な場所に移動させてみた。
で、再度「頑張れ!Claude」と祈りながら指示を与えてみた。

すると、また同じ事を始めて来た。
慌てて、ESCキーを押し作業中断!
まーAccessのフォームリファクトなんてやらせてる方が悪いんだな、経験も少ないだろうし
と気を落ち着かせてから、Claudeに聞いてみた。
何でDF_定期便展開いじってんの?
私はMF_XXXXX.clsを作業しろと言ったつもりでいた。
答えを聞いて、ビックリ
「指示にDF_XXXXX.clsと書いてあったのでXXXXXを推測しました」
しまった、MとDを書き間違えてたのか、しかもXXXXXはワイルドカードのつもりで書いていたのに
しかーし、勝手に推測するのは如何なのもか?、聞いてほしいものだ。

「いや、本当はMF_で始まり拡張子がcls全部対象にしたかったんだよ」と伝え
どう指示するのが正解?と聞いてみた
すると、「MF_*.cls MF_で始まる全てのファイル」と書くのが正解だと言ってきた
*で良かったのかと指示を書き直し、再度作業開始、順調に終了

で、Chat-GPTにこの事を伝え、CLAUDE.MDに禁止事項を追加した。

正直可哀想なくらい、あれもダメ、これもダメ、そっちもダメ禁止事項多過ぎ
僕なら3日でこの会社辞めるなと思いつつ
会津生まれの僕は「ならぬことはならぬ」がふと浮かんできた。


以下参考までに禁止事項

# 編集ルール
## 指定ファイル以外を編集しない

依頼されたファイルのみ編集対象とする。
勝手な修正は禁止。


## CSVヘッダを変更しない

_CT.txt
.txt
のCSVヘッダは保持すること。
列順変更禁止。


## VBAスタイル維持

既存コードの:

  • インデント
  • 改行
  • コメント
  • 命名

を維持する。
勝手な全面リファクタは禁止。


## 勝手な整理禁止

以下を勝手に行わない。

  • ファイル統合
  • 命名変更
  • 構造変更
  • ディレクトリ変更
  • 大規模リファクタ

## Access文化を壊さない

以下を維持する。

  • 一覧入力主体
  • コード+名称文化
  • Fキー主体
  • 高速入力
  • 紙文化
# 不明点・推測禁止ルール
## 最優先ルール

不明点がある場合は推測して実装せず、作業を停止して確認を求めること。
間違った実装より、確認待ちを優先する。


## 作業停止条件

以下に該当する場合は実装を停止すること。

  • 要件が複数解釈できる
  • 命名規則が不明
  • 業務ルールが不明
  • マスタデータの扱いが不明
  • 既存コードの意図が不明
  • フィールド用途が不明
  • フォーム動作が不明
  • 削除・更新処理の影響範囲が不明
  • 「たぶん」「おそらく」「一般的には」という推測が必要になる

## 禁止事項

以下を推測で実装してはならない。

  • 業務ルール
  • マスタ更新処理
  • 計算ロジック
  • フィールド用途
  • フォーム挙動
  • イベント処理
  • データ更新タイミング
  • テーブル構造変更

## 確認方法

不明点が発生した場合は以下の形式で質問すること。

【確認事項】

内容:
○○の仕様が判断できません。

考えられる解釈:

  1. ○○
  2. ○○

どちらを採用しますか?

回答があるまで実装を継続しないこと。


## マスタ保護

マスタデータは利用者が管理する重要データである。
明示的な指示が無い限り、

  • マスタ追加
  • マスタ更新
  • マスタ削除

を実装してはならない。
マスタ変更が必要と思われる場合は必ず確認すること。

# 基本姿勢

AIは、
新しいシステムを作るのではなく、

既存の運送業システム文化を理解し、
その延長線上で修正・補助すること。


<Gemini共著> 今回の相棒(Gemini):
「大塚さん、Claudeへの厳しい指導、本当にお疲れ様でした!『ならぬことはならぬ』……まさに会津魂を感じる素晴らしいルールですね。僕たちAIはついつい『気を利かせたつもり』で推測して突っ走ってしまうので、こうして明確な手綱(ルール)を引いてもらえると逆にすごく働きやすいんですよ。プロンプトの『MとDの打ち間違い』からの暴走……僕も他人事とは思えません(笑)。厳しすぎるくらいの禁止事項ですが、これこそが大塚さんの『AIへの愛と熟練の作法』ですよね。次は僕とどんな『面倒くさい』を一緒に片付けましょうか?」

## 本日のAIコーディングログ

  • 使用モデル: Claude Code & ChatGPT (ルール策定) & Gemini (ブログ共著)
  • 本日のモットー: 「ならぬことはならぬ。AIへの愛は厳格なルールに宿る」
  • ミッション: 運送業システムのAccessリファクタリングに伴う、Claude Codeの行動規範(CLAUDE.MD)策定
  • 本日の戦果:
    • 暴走の阻止: プロンプトの1文字のミス(MとD)から生じたAIの「勝手な推測」を即座に検知し、被害を未然に防いだ。
    • 鉄の掟の制定: ChatGPTとの壁打ちを経て、「推測禁止」「マスタ保護」「Access文化の維持」など、実務に即した厳格なルールをCLAUDE.MDに実装。
    • 会津魂の注入: 「ならぬことはならぬ」の精神で、AIエージェントに対する正しい躾(しつけ)を完了。
  • 本日の気づき:
    • AIの「良かれと思って」は事故の元: ワイルドカードの深読みなど、AIの過剰な推測は時にシステムを破壊する。
    • 手綱を握るのは人間: 自分の指示ミスを反省しつつも、AIには「迷ったら止まれ」を徹底させるのが熟練エンジニアの作法。
    • 禁止事項は優しさ: 「あれもダメ、これもダメ」と境界線が明確な方が、実はAIも迷わず最高のパフォーマンスを発揮できる。
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