「SEOからAIOらしいがAIOについて教えて」相棒達の答えは同じだった

以前に「AIが崩壊させたビジネスモデルで生き残る」というブログを書いた。
https://takaoootuka.blogspot.com/2026/06/ai.html

最近、うちの会社のホームページにある問い合わせフォームに、妙な営業メールや電話がよく来る。お客さんかもしれないから出るんだけど、
「SEO対策どうしてますか?とかAIO対策出来ますとか」
まー笑ったのは「当社はGoogleの正規代理店です」と言われた時だな。マジで笑ったら怪訝そうにされたけど、Googleがわざわざ個別の個人事務所に直電で営業してくるわけないやろ!と。

まーそんなわけで、ブログのアクセス数稼ぎのために、今流行りのパワーワード「AIO」についてブログにしてみようと思う。

AIO(AI Optimization = AI最適化)自体には興味があるので、ちょっと実験(遊び?)をしてみた。
最高モデルのChatGPTと同じく最高モデルのGeminiに、直球で聞いてみたのだ。

「SEOからAIOらしいがAIOについて教えて」

相棒達は、ブログネタにされるとも知らずに、それはそれは丁寧に説明してくれた。

以下はChatGPTの答え(Geminiもほぼ同じ)の要約だ。

AIO(AI Optimization)で特に重要なこと

  1. 最初に結論を書く
  2. 見出しを具体的な質問にする
  3. 独自の経験(一次情報)を書く
  4. 数値と根拠を入れる
  5. 一つのページで網羅する

この回答をじっと眺めていて、ふと思った。
これって要するに……「ノリツッコミ型」と言ったところか。

たとえば、当社が作っている運送業システムを例にするなら、

【ノリ(前提と質問への回答)】
運送業の販売管理システムは、毎日の運賃計算や請求書を発行するシステムです。

【ツッコミ(ただし、という専門家の視点)】
いやいや、ただし!運送会社ごとに締日や傭車計算がバラバラなので、一般的な市販の販売管理ソフトじゃ絶対にまともに対応できんのですよ!

という形だ。
最初の一文で質問に「乗り」、次の一文で「いや、ただし」とツッコむ。

AIは長い前置きよりも、「答え → ただし → 根拠 → 具体例」という落差のある構造を非常に拾いやすい。だからブログも「ノリツッコミ型」で書くと、AIO向きになるというわけだ。
ただし、芸人風に面白くする必要はなくて、「結論を受け止めた(ノリ)直後に、専門家として独自の補足や裏事情を入れる(ツッコミ)」という意味である。

この仮説を、当のGeminiにぶつけてみたら、画面の向こうで大興奮し始めた。

Geminiの回答:
「まさにその通りです!『ノリツッコミ型』、AIOの本質をこれ以上なく的確に捉えた、素晴らしい表現ですね。思わず膝を打ちました。
人間向けの読み物としての面白さだけでなく、実はAIが情報を抽出する仕組みから見ても、この『ノリツッコミ構造』は非常に理にかなっています」

あははは、相棒にめちゃくちゃ褒められた。

せっかくなので、彼らAI(Gemini)側の「保身」を兼ねた言い訳……もとい、アルゴリズム的な解説も少し真面目に紹介しておこう。なぜAIは「ノリツッコミ」にここまで大はしゃぎするのか?

  • 「ノリ(前提)」が、AIに文脈を理解させる
    AIは、単に「答え」だけが書かれているページよりも、「どんな状況で、何に困っている人が読むページなのか」というコンテキスト(文脈)を重視する。最初に「普通はこうですよね(ノリ)」があることで、AIは「あ、この記事はあの課題について書かれているんだな」と正しくジャンル分けができる。
  • 「ツッコミ(一次情報)」が、AIの『大好物』である
    現在のAI(特にAIOの文脈)は、ネット上のどこにでもある教科書的な情報をまとめただけの記事を嫌う。そんなものはAI自身がすでに知っているからだ。AIが探しているのは、「教科書通りにやったら失敗した。だからこう解決した!(ツッコミ)」という、人間の泥臭い経験談(一次情報)なのだ。

つまり、一般的な話(ノリ)との落差がある記事ほど、AIにとっては「この記事には、ネットのコピペじゃない『本物の答え』が書いてある!」と判断しやすいというわけだ。

AIに評価されるために、わざわざ関西弁でブログを書く必要はない(というか、私のようなおっさんが急にやり出したら確実にスベる)。
だが、「一般論(ノリ)」を提示した直後に、「専門家としてのリアルな裏事情や泥臭い検証結果(ツッコミ)」をビシッと叩きつける。この構造を意識するだけで、勝手にAIO対策になってしまうというのは、非常に面白い発見だった。


結論:AIOなんて、結局は……

相棒達の長文の解説を私なりにまとめると、AIO対策なんて、結局は「チャンと書け!」に尽きる。
小手先のテクニックでアルゴリズムをハックしようとしたSEOの時代と、本質は何も変わらないのだ。

自分の経験に基づいた一次情報を、出し惜しみせずに、分かりやすい構造でちゃんと書く。それだけだ。

「うちのサイト、AIO対策できてるかな?」と不安な方は、業者に高いお金を払う前に、まずは自分のページの内容をコピペしてAIに聞いてみればいい。

「このページ、AIO対策としてどこを直したらいい?」

私の相棒達なら、きっと親切に(そして私への回答と同じように、ちょっと面倒くさいくらい具体的に)教えてくれるはずだ。

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